いわゆる2芯シールド線と言われるものです。これは1系統(チャンネル)に1本使用することが基本です。ですから、2系統(チャンネル)の場合は2本のケーブルを使用してください。マルチ・ケーブルの使用もできないことはありませんが、クロストークや途中に機器が接続されている場合は信号のロスも多くなりますのであまりお勧めできません。また、ケーブルは太い方が理想ですが、使い勝手の問題もあると思いますので以下を参考にしてください。なお、文中のケーブルの型番は「カナレ電気株式会社」製のものですが、同等品であれば特に問題ありません。
移動や仮設システムの場合や、設備などのベルトパックの接続に使用する場合で3ピンXLRコネクターが使用されているもの、つまり抜き差しを多く行うときは、扱い易さや入手のし易さという点からも、4E6Sを用いた通常"マイク接続ケーブル"とか、"キャノン・ケーブル"と呼ばれるものの使用がお勧めです。 同じく6ピンXLRコネクターの場合は、前述のアクセサリーの項でもご紹介した6ピンの延長ケーブルを使用してください。もし、ケーブルを作成する場合には2チャンネルのマルチ・ケーブルを用いてください。この場合は常設ケーブルとして使用するわけではないので"M202-2AT"を用いていただければ問題はありません。
配管内や機器間などでケーブルを引き回す場合は、4E6ATや4E5ATがお勧めです。しかし短距離や引き回し場所の制限がある場合は2E5ATの使用も可能です。なお、2チャンネル以上の場合はチャンネル毎に1本ずつのケーブルを使用してください。マルチ・ケーブルはお勧めできませんが、設置の制約でどうしても使用しなければならないときは4E4のタイプにすることをお勧めします。
なお、設備等での配線の場合は途中での分岐や接続される機器などによって、必ずしも良い条件で行えるものとは限りません。できるだけ太く、良質のケーブルを使用することをお勧めします。
注意
2チャンネルの引き回しの場合(6ピン延長ケーブルや工事で2チャンネル引き回すとき)に4E6や4E5タイプのケーブルの中を分けて使用できないかというお問合せをいただくことがありますが、これは絶対に避けてください。これらのケーブルには信号線は4本入っていますが、あくまでも1チャンネル用のものとなっています。もし、無理やり2本ずつに分けて2チャンネルとして使用した場合は、正常な使用は保証できません…というよりも、発信やクロストークなどの問題で使用できるレベルに達しないものとお考えください。 |